債務整理と任意整理は、名前が似ているので混同してしまう人もいますが、法的に借金の整理を行うのが債務整理で、任意整理はその手段です。任意整理は、他の債務整理のように裁判所を通さずに、弁護士などの専門家が直接、金融機関に交渉し借金の減額や、過払い金の返還を要求する方法です。
過払い金の請求を、任意整理という場合もあります。過払い金とは、闇金融が行っているグレーゾーンと言われる金利の設定において、違法な金利に対して支払った分を返金してもらう事を言います。その為、闇金融以外の銀行や信託銀行といった金融機関から借金している人は、銀行が上限金利を超えて融資を行う事がない為、過払い金が返還される事はほとんどありません。
任意整理は裁判所を通したり、金融機関に行く手間が無いので、対して時間をかけずに行う事が出来ます。また、金融機関との交渉は、弁護士が行ってくれるので、交渉を自分で行う必要もありません。闇金融から借金をしていた場合、任意整理をすると30%近く借金が減額する事もあります。
また、長期間返済を行っている人では、過払い金が数百万も発返金されることもあります。任意整理を銀行などに行うと、過払い金が返金される事はなくても、今後発生する利息や、過去の遅延損害金などを無くす事も可能です。
ただし、二度とその金融機関からは、融資を受けることはできないと覚悟しておく必要があります。また、裁判所を通していなくても、任意整理もブラックリストに載るので、債務整理後は融資を受けることはできません。